バイオリンその後。
2007年 03月 18日
1月に始めたくうまのバイオリン。
習い始めて二ヶ月目になりました。
写真は2月に撮ったものです。ビデオにトライしてるんですが、まだ気分で白熱したり不発だったりで、なかなか良い瞬間がとらえられません。もちっと待っててね。
そして、ここで記事をupした時にも指摘をいただいた「大きさが合ってない」問題。
この写真の授業ではまだ大きい方を使ってますが、村の団体に相談したら新しく小さなバイオリンを買ってくれ、それを使えることになりました~。
この村で6歳からバイオリンをやりたがったのは、くうまが初めてだったらしくて。
確かに、音階を探る段階になると、弾き難さは子供の興味を失わせる原因だったようです。
新しいバイオリンを受け取った時、音が全く出なくて焦りました。
ネットでググッて、新しい松脂はまずヤスリをかけて、それから弓にたっぷり塗りこむことを知り、ようやく音ができるように。私達にとってもバイオリンは未知の楽器で、勉強中です。
今までに色んなやり方を習ってきて、もちろん「鈴木メソッド」も知ってました。
「鈴木式」は英才教育を志すおかあさん達に「才能を伸ばす」メソッドとしても有名です。と言っても、私は教育本を全く読まないので、バイオリンの鈴木式が英才教育になぜそこまで深く関わるのかまでは知りませんでしたが、こういうH.P.を見つけたので参考にどうぞ。
「早期教育」等に嫌悪感を持つ私としては、そこら辺どうでも良いのですが、バイオリンの教え方としては、なかなか興味深いものがあります。
カリン先生の良い所は、完全「鈴木式」でなく、子供に教えるポイントだけ参考にしてる所。
楽譜なしで、一緒に音を探っていきながら、耳で覚えて音を見つけていくって教え方です。
くうまなんて、本当にそうなので、楽譜の勉強しない先生で本当に良かったぁ(安堵)
最初に必ず四弦の音(ソレラミ)を聞かれます。
「この音(ソ)はなに?」
「・・・ミ?」
「この音(レ)は?」
「ソ!」
「じゃあ、この音(ラ)は?」
「うーん・・・ルルルル~・・・ル!」
なんってこって、先生も笑い転げ。
いやいや、ルには私も笑った(爆)
問題は「家での練習」をどうさせていくかにあるんですよね・・・。
好きで始めたくせに、どうしてもバイオリンよりレゴとかで遊びたがっちゃうわけで。
でも、練習しないなら、通ってても全く進歩しないので、結局面白くなくなるのも目に見える。
私が習って欲しいって頼んだわけじゃないので、やらないなら無駄なお金使いたくないし。
音楽を愛するパパは、いい加減な態度で音楽やって欲しくないって気持ちもあり。
この二ヶ月間、すでに色々な試行錯誤&くうま泣くってこともありました。
今はなんとか、くうまが改心し、毎日少しでもバイオリンを触る方向にいってるかな。
自分から進んで練習するなんて、親は期待しちゃいけないのねって私達も諦め、大変だけど毎日誘ってあげることにしました。
ドレミファソの音を探し奏でることに、あまり面白さを見つけられなかったくうま。
バイオリンの中に隠れてる音を、宝探しするみたいに探す遊びなんだよと説明したら、それがどういう遊びかわかったようで、ちょっと興味を持ってくれました。
練習はパパのピアノに合わせて遊ぶ感じでやってます。
パパは盛り上げて音で遊ぶのが得意なので、やり始めると楽しくなるんですけどね。
なんというか・・・一人でもレゴやお絵かきみたいに、喜んでやってるわけじゃないのが、うーーーんと私達は思ってしまうのですが。
どんな感じになっていくのでしょ。
私は子供の頃お習い事を「楽しく」熱中した記憶もなく、まっとうもしなかったので、これに関してどう子供の気持ちを引っ張っていったらいいのか、正直よくわかってなくて、模索中。
でも、ドレミファソを自分で綺麗に奏でられた時は、やっぱりうれしいみたい。
そしてその小さな感動の積み重ねが、バイオリンだけじゃなく他の事への意欲にもなってきてるみたいで、小さな効果を生んではいるんですよ。
だから、大変だけど、バイオリンを習い始めてくれて、良かったなぁと思ってます。
by africaespa
| 2007-03-18 21:26
| 子育てで思うこと。