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町医者か救急か。

くうまは結局、気管支肺炎になっていました。
症状としては軽いと言われてます。

月曜日に医者に連れて行った時点では、咳は軽く、40度を超す熱が二日目でした。
高熱という意味では、4日目のことでした。
その時点では肺炎とは見られず、喉の炎症だからと、解熱剤以外何も処方されませんでしたし、1週間様子を見て治らなければ・・・という、のんびりした返答でした。

でも、その夜はさらに悪化し、咳が出始めました。
翌日は、咳がひどく、吐くようになり、下痢で、目は元気なく、熱が常に40度を上回るように。
先生の診断とはなにか違う不安を感じ、翌日もう一度医者へ連れて行った結果が肺炎だったわけです。

この結果を得るために、今日はすごい時間がかかりました。
朝に「様子がおかしいから」と電話したら、午後5時まだ予約が取れなかった。
その後、肺の一部の音がよく聞こえないからと、念のためにレントゲンを撮りに行くことになったのですが、それは30分先の街のレントゲンセンター。
待ち時間30分、レントゲンを撮ったら、受け取るのに1時間半。
そこからまた30分引き返し、写真を持って町医者まで。
しかし、そこでも問答無用で30分待たされて。
結局、合計5時間外を連れ回し、40度の熱の子をさらに悪化させることに。

私達はスペインで、プライベート保険に入ってます。
社会保険で行ける病院は待ち時間がものすごく長いし、特別な病気の時は予約待ちがとても長いのと、外国人の我らにとって加入手続きが面倒くさいからって理由。
さらに、今住んでいる村の場合、社会保険と違って、病院の選択の幅があるのも気に入っている理由です。

町医者が車で15分の所にあります。
公立病院が車で35分の所にあります。
私立病院が車で1時間の所にあります。

公立病院は、待ち時間が殺人的なので、よほど救急の時に行きます。
問題は、町医者に行くか市立病院へ行くかの選択。
普通、風邪や軽い症状のものは町医者。問題大きそうなら私立病院。ってかんじかな。
その他に、辛そうな本人を連れ回したくないから、とりあえず近場で。
ってのもある。

今回はまさにそれで、高熱の続いてる子を動かしたくなくて、町医者を選んだんですよねぇ。
結局、さらに重症の子を5時間車で連れ歩くことになっちゃって。
1時間先の市立病院なら、ダメージは断然少なかったのでしょうね。
肺炎とわかった時点で入院だったかも。
町医者の場合、抗生物質を出して、自宅療養にて二日みて、悪くなるなら入院と言われた。
でももしもう悪くなるようなら、気にしないで救急へ連れて行ってねってとも。

うーん、今回は判断を誤った・・・。
町医者じゃなく、私立病院に行くべきであった。
レントゲン撮ってたら、月曜日の時点で肺炎を発見できていたかもしれないし。
不安が大きいなら、施設の整ったところへ行くべきだったのよっ。
ということで、今後少しでも不安があるなら、本人が辛そうでも、私立病院へ連れて行くことにいたします。
もしくは町医者に行ったなら、利点を生かして、症状が悪化した時点ですぐ、電話をかけるべきだったか。とほほだね。
次からは、より苦しがる前に然るべき所へ連れていってあげよう。



とにかく。
抗生物質が早く効けばいいな・・・。
金曜日に病院行きにならないことを祈る。
by africaespa | 2006-05-18 07:26 | 母のつぶやき

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaespa