パスクワ前日。
2008年 03月 24日
私たちは日本に行くことにしたけれど。
彼らも、最近マドリッドに戻る決断をしたのでした。
昨今のスペインの不動産バブルの崩壊は、色んな人の未来の計画を変更させたわけで。
5年前に乾杯しながら、新しい家とこの村に住む夢を語り合い。
4年後にやっとマドリッドから移住を試みて、イサベルと子供達だけが先にこの村に住み始め、ペドロだけマドリッドに残り、早期退職のタイミングを探ってた状態だったのだけど。
あれよあれよと世の景気が渋くなり、将来的不安から、仕事がやめられなくなっていた。
単身赴任状態で頑張ってたのだけど、子供のかわいい時期は短いのに、一緒に過ごせないなんて辛すぎる。それくらいなら、もう一度仕切りなおそうかと考えてたらしくて。
そんな矢先、私たちの日本行きが、後押しとなったよう。
「未来の為に、今苦しむ生き方より、今一番幸せな道を探しながら、未来へ進む方がいい。」
昨日の結論はこんなかんじ。
未来のことなんて、誰にもわからないのだし。
今描いている夢だって、明日になったら気が変わってるかもしれないし。
明日、もしかしたら息をしてないかもしれないのだから。
今一番幸せであることが大切で。
そのために、今正しいと思うことをやるしかないよねと。
でも・・・。
もしかしたら、3年後にまたここで、乾杯してたりして。
私たちはスペインが恋しくなって。彼らはマドリッドから逃げ出したくなって。
なんて爆笑しながら、別れたのでした(笑)
ビールにリキュール、ワインにシャンパン飲んで、私たちも頭がんがん。
ふらつきながら、翌日のパスクワ(イースター)の準備をしました。
スペインはイースターエッグとか、たまご探し行事はしないのですが、今年もカティア主催の、ドイツ式パスクワのパーティーに呼ばれてるのです。
去年はイースターエッグを作ったけど、今年は折り紙の入れ物にお菓子を詰めて参加。
折るのを半分、くうまが手伝ってくれました。
折り紙が上手に折れるようになって、助かるなぁ。
by africaespa
| 2008-03-24 03:36
| 美味しい生活