Adios Granada!

アディオス・グラナダ!(さよならグラナダ)

って、あと一度ほど行かなきゃいけないの、確定してるんですが。
のんびりできるのは、きっとこの日が最後なので・・・。

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国際免許を取り、弁護士に会って、税金の振込み、オフィスに・・・って、やらなきゃいけないこと山ほどだったのに、久しぶりのグラナダは、街中の道を工事してて移動に時間かかりすぎ。
意半ばにして、挫折。
今日はもうやーめた。早めにお昼ご飯食べに行っちゃうことに(苦笑)

「じゃあ、カタツムリ食べたーいっ」とうるさい奴がいたので。
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来ました、カタツムリ広場(カタツムリ出す店が集中してます)。
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くーまのせいで、このblogでグラナダというとカタツムリばかり紹介してる気がする・・・。
「この苦いのが、美味しいよね」などと最近は一丁前なことを言うようになってきてます(笑)
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スペインのカタツムリ料理は、カディスやヘレスなんかではもっとタニシくらいの小さなカタツムリをつまみに食べさせるんですが、グラナダは立派なカタツムリをご飯として食べられます(つまんでもいいんですが)。
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最後だからね、好きなだけどうぞって一人前あげたら、くうま君一人で平らげました。
あっぱれな食いっぷり。
「ぼく、まいまいかぶり~」なんだそうです。ほんとにそうだわ。カタツムリの天敵っ(笑)


食べ終わったので、腹ごなしにアルバイシン(丘になってます)を麓までお散歩。
プラサ・ラルガ(ラルが広場)に行くと、久しぶりのアイシャ(Barです)は閉まってて。
お茶しようと思ったけど、そのままミラドール・デ・サンニコラスへ。
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見えるのは世界遺産「アルハンブラ宮殿」です。
憧れを募らせて来た日本の人に、「これは宮殿の裏でしょうか?」と聞かれたことがあるけれど(笑)、アルハンブラ宮殿はフランスのようなロココ調の宮殿と違い、外観はゴージャスじゃないのです。
でも、宮殿内部の美しさに恋をした私には、これが宝石箱に見えます。
フランスのお城より好き。

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今は移動してしまったアルヒベ(貯水槽)の跡は、子供達のいい遊び場になってて。
くうまは赤ちゃん時代から、ここに何度登ったことだろう。ここが公園の代わりだった。

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くうまが2歳10ヶ月まで住んでた、アルバイシン。
毎日ここら辺をお散歩した。
海に引っ越したらそんなことを、くうまはすっかり忘れてしまっていたけれど。
ここを歩く度に、くうまがどこで何をしたか話してたら、またすっかり自分の思い出になってる。

友達の家は、アルハンブラ宮殿と同じ時代の貴族の館(の崩れたもの)。
補修工事は金は出さず口は出す役所との戦いだと嘆いていたのだけど。
工事は始まり、彼らはいなくなっていた。結局会えないでお別れがちょっと悲しい。

友達の画廊も閉まっていた。
今週は、スペインは聖週間(セマーナ・サンタ)なのだ。
K.K.K.のような三角帽の人たちが、キリストの死後の悲しみを追体験する祭りをやってる。
この宗教儀式を嫌う人は、この一週間グラナダを逃げ出す。きっと旅行に行ったのだろう。

麓近くのカルデレリアは、アラブの店で一番賑やかな通り。
そのどんつきの「猫小路」というところに、アラブの塔を利用してパパの建てた家があった。
壁に窓の絵が描いてあるのが馬鹿馬鹿しくて、未だ観光客がよく写真を撮っていく(笑)
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このお店のランプシェードは、当時からずっとずっとこんな風にぶら下がっていて。
赤ちゃん時代からくうまはいつもこんな風に下から見上げていたのでした。
今もそれは変わらない(笑)
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スペインの太陽がくっきり光と影をランプシェードに作り出して、飽きないのです。
くうまを可愛がってくれた、アブドゥルはもういなくなっていた。
何十年も店にいそうだったのにな。


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そして最後は、プラサ・ヌエバ(ヌエバ広場)横の「リスボア」というカフェ。
くうまが生まれた翌日から、気分がいいとここに朝食を食べに来ていた。
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詩人だとか、ギタリストだとか、絵描きや大道芸人やミュージシャンがいっぱいわいわいやってたのだけど。
物価が上がり、そういう日銭稼ぎは少なくなってしまったんだろうな。
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グラナダも随分変わったけれど、ケーキだけは相変わらず甘くて無骨である(苦笑)
極甘メレンゲにチョコがかかってるだけ

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プラサ・ヌエバも思い出がいっぱいある。
いつも散歩帰りに寄ったアイスクリーム屋さん。
くうまが水遊びした噴水。
ここからタクシーを拾って、くうまを産みに病院へ走った。
机から落ちたくうまを、泣きながら抱えてタクシーに乗り込んだのもここから。
こ、子供が・・・と言葉を詰まらせて救急病院を指定する私に慌てて、運ちゃんが無線で呼び、いきなり両脇をパトカーが護送についてくれて、びっくりした。
救急病院でも、すでにお医者さんが門外までタンカ用意して待っててくれ、くうまは瞬時にCTスキャンにかけられ、「異常なし」とわかったのだけれど。
新米ママだった私は、グラナダの人たちがあまりに優しくて、忘れられない思い出となった。

グラナダに来る度に、随分変わったなと思うのだけど。
やっぱり、美しいこの街が好き。
住めて幸せだったと思う。
この街でくうまを産めたのも楽しかった(今だからそう思えるとも言えるけど 爆)


な~んて・・・なんか、最終回みたいですが。
まだ続きますから(笑)



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by africaespa | 2008-03-21 07:56 | 美味しい生活

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaespa