愛しくなる瞬間。

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「見て見て!すごいよ!」
夕方、下の階の子達と遊んでいたはずのくうまが、もこもこと何かをいっぱい入れたTシャツを抱えて帰ってきた。
あ、枇杷だ!
「そうでしょ?くうちゃんが見つけたんだよ。一杯あるから一緒に食べよっ」

あれれ?みんなはどうしたの?もう帰っちゃったの?と聞くと、
「意地悪されたの。
くうまはあそこで待っててって言われたから、待ってたのに暗くなっても誰も来なかったの。
だから、ははーん、これは嘘をついたんだなって思ってね。
そうしたら、枇杷を見つけたの。
すごいでしょ?くうちゃんが見つけたんだよっ」

なんだかね、そんなことをされたのに、ちっともめげてなくて、その上枇杷を見つけて大喜びしてるくうまを見てたら、思わずなでなでしてました。

そういえば、同じようなことが前にもあったかも。

約束していた日に下の子の家に遊びに行ったんだけど、下の家には誰もいなかったのです。
だのに遊びに行ったくうまがいつまでたっても帰ってこない。
一人きりでどこに消えてしまったのかなぁと思いつつ、しばらく待ってみることに。
1時間もしてから、「あのね、てんとう虫見つけたの!」とニコニコのんびり帰ってきた。
え?てんとう虫見ててこんなに時間が経っちゃったの?と聞いたら、
最初はアリの行列を見てたの。
そうしたら、ずーーーーーーーーーーーっとむこうまでいっちゃったんだよ。
そのあと、虫を探してあっちこっち見てたら、てんとう虫がいたの。
面白かったぁ。

この時も、なんとも愛しさを感じました。

大人になると、まわりには人しかいないものだけど、子供には人と虫と植物なんかが同列にあって、すごく忙しそう。
小さな嫌なことなんてきっと構ってられないくらいなのかも(笑)
こんなにも怒らないでいられるものなのかな?と不思議になるのですが、この時期の自分の気持ちを忘れてしまった私は、嬉しそうに帰ってくるくうまを見て、なんとなく心が暖かくなるのでした。

しかし枇杷って2月になるもんなのだろうか??
桃源郷にでも迷いこんできたのかな?(笑)

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by africaespa | 2007-03-02 08:33 | 子どもの視点

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


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