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寝る前の一時間。

毎日、寝る前の本読みは1才の時から続けています。
本を読んでもらうことを、それはそれは楽しみにしてくれていて、私もくうまのベッドに一緒に寝転がる1時間が、一日のうちで一番、思いきり頭を撫でたり抱っこしたり可愛がってあげられるひとときでもあるので、とても大切にしている時間。
小学校に入って以来、忙しい毎日なので、この、いつも変わらず過ごす夜の1時間が要かも。

そして、この時間だけは、くうまはものすごく「入ってくる知識」に素直に聞き入ってくれます。
去年たぶん、「絵本」に「文字だけの本」のバリエーションを加えた話しを書きました。
最近は物語だけじゃなく、落語や、短歌や、英語の本や、宇宙や化学の事典や。
私の得意分野とパパの得意分野が違うので、夜のこの時間は手分けです(笑)
一緒に読んで、テーマを持ってひとときの時間を共有できるというのは、日常のお喋りとはまた違う楽しさがあって。
そして、今の心の成長度やものの見方考え方を知ることもできるのが、手元に随分いなくなってきたくうまのことを知る、手がかりにもなるし。

本を読んであげるのは、できれば子供が中学生を卒業するくらいまで続けてあげるのがいいそうです。
本を読む時間よりも、きっとこの「共有する時間」が大切なのでしょうね。

そろそろ、くうまに読んであげたい本をステップアップさせたい時期。
私が予測して日本から買ってきた本では足りなくなってきたので、次に帰国するとき買ってこなければっ。

絶対好きそうな動物や昆虫ものの本と、冒険ものをたっぷり買いたいんですが。
改めてインターネットで探してみると、これだけみつかりました。
「十五少年漂流記」
「トム・ソーヤの冒険」
「おしいれのぼうけん」
「冒険者たちーガンバと15ひきの仲間」
「ガンバとカワウソの冒険」
「グリックの冒険」
「クローディアの秘密」
「宝島」
「八十日間世界一周」
「海底二万里」
「ビーグル号航海記」
「マゼラン航海記」これは絶版らしいですが・・・。

今はまだ、困難を「魔法」で切り抜けるより、「知恵」と「勇気」で頑張るタイプを読んであげたいんですよね。魔法ものは、次の段階ってことで。
他に「これは面白いよ」って冒険ものの本、ご存じありませんか?

動物ものは、やっぱり王道のシートンとファーブルでしょうかね。

子供の時からの夢が現実となる、トロイの遺跡とアガメムノンの仮面を見つけた冒険者シュリーマンのお話しは、私は昔大好きでしたが、今回調べていたら、あれって、シュリーマンの大嘘だったのですってね。
ちょっとショックでした。
いやま、お話しとしてはよくできているから、くうまはきっとすごく感動して「僕もいつか」って思いそうですが。
なんとなく、私の心境が興ざめ感強くて。
やっぱり、伝説でしかなかったトロイが、子供時代の純粋な思いこみによって、現実に発見されたなんて、そんな「嘘」のようなお話しが本当だったから、やっぱり後世にまで語り継がれてきたんだと思うものなぁ。
「一杯のかけそば」も「電車男」も、人を感動させるほどいいお話しなんだから、それはそれで本当でも嘘でもいいじゃんっと思う方でしたが、なんとなく怒った人の気持ちがわかりました(苦笑)
by africaespa | 2006-10-17 18:13 | 二カ国語子育て&絵本

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaespa