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「そ」が覚えられない。

小学校に入って、母もやる気になってます(笑)
4才の夏に半分までおぼえた「ひらがな」を、また教えてみることにしました。

それぞれの文字を同じように色々と工夫して教えたけれど、まったくもって記憶に残らない文字がいくつかあります。
そのうちの一つが「そ」。

てっとりばやく、ひらがなカードを使って。

くうまくん、この字なーんだ?
「うーーーーーーん、わかんないっ!」(元気な返答)
んじゃ、絵を見てもいいよ。
「そ」が覚えられない。_e0023086_20154350.jpg「あ、おさるの『お』!」
ぶーーーっ。
「さるの『さ』!!」
ぶーーーーっ。
「なによ、これっ。なんなのよ(母の口調そのもの 苦笑)」
これは中国の昔の話しで、雲に乗ってるおさるのことなのだ。
でも、これじゃわかんないよね。うちにこの話しはないからなぁ。
と言うとですね、「くうちゃん、見たことあるよ」って言うのです。

「ちょっと待ってね、どこだったかなぁ」なんていっちょ前の口調で本を探し始めました。
「そ」が覚えられない。_e0023086_20242071.jpg
ちなみに、くうまの本類は右端下二段と、右から2番目下二段。結構な量です。

と、ほどなく「あったあった」と言う声。
どこにあんのよぉと疑う母(端っから信じてない 苦笑)

「ほら、これでしょ?」
「そ」が覚えられない。_e0023086_20294943.jpg

と見せてくれた本は、全159ページもあるこんな本の中の、一つの挿絵ですよっ(驚)
「そ」が覚えられない。_e0023086_20331933.jpg

すごい記憶力!!(感嘆)


・・・ということで、これは「そんごくう」といいます。
だからこれは、そんごくうの『そ』。

『そ』の例えが『そんごくう』に疑問を感じつつ、もう後に退けなくなってる母であった(苦笑)





そんなやりとりをした三日後の朝。
起き抜けにやってきて、ひらがな表の前に連れて行かれて、くうまが言ったこと。
「ママ、これは・・・『と』!」

違うよ。『そ』。そんごくうの『そ』だよ。
「あ、そうかぁ。そんごくうの『そ』か」


その驚異的な記憶力を、単なる『そ』に使えないところが、5才児の神秘かいな(苦笑)
ところで成り行き上、まだ「そんごくう」で通してるんだけど、他の例えにするべき?
by africaespa | 2006-09-20 21:04 | 子どもの視点

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaespa