打ち上げ花火 下から見るか?横から見るか?

カテゴリを「くうまの宝箱」にしましたが、くうまが生まれた時に
私が勝手に彼の宝箱に入れてしまった作品です(笑)

岩井俊二監督の作品の中で好きなのを一つと言うと「フライドドラゴンフィッシュ」と答えそうですが、この「打ち上げ花火・・・」は、誰が監督とかなにが好きとかそういう枠を越えて、忘れたくない「日本の思い出」の断片として、私が大切にしている作品の一つでして。
そのまま「くうまに見せたい日本」なわけで、「となりのトトロ」と同じ位置にあります。

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ストーリーや色々な詳しいことは、こちら


テレビドラマとして、「世にも奇妙な物語」の姉妹編、「if もしも」というオムニバスドラマの中の1作品で、ものすごい低予算で作られているのが映画と圧倒的に違うところです。
ドラマの中に転換点が設定され、その先Aという選択をするかBという選択をするか、AとB両方のドラマを描いてしまおう、という企画があるのも。
この作品にて、岩井俊二監督はテレビドラマとして異例の映画監督協会新人賞を受賞。
岩井さんの脚本、むちゃくちゃ良いんです。それと、主役の男の子が、他の子の大根さをすべて許してしまえるくらい、いい演技してる。

昨日みんなで見て、くうまは生まれてから見たのが2回目。
まだ、ちょっと意味はわからないみたい。
5才と11~12才くらいの年齢の差は、精神年齢で10年ほど違いがあるものね。
それでも、ちょっとお兄ちゃんの出てくるお話しは、くうまには何より身近なようでした。
私が日本で見た時は、その脚本に感動しましたが、スペインに住んでいると、その映像の切り取り方と音に泣けてきます。どうしようもなく「日本の湿気」が織り込まれていて。
これを見ている50分ほど、日本を肌で感じる瞬間はないんじゃないだろうか。
ということで、スペインで育ちながら、僅かでも日本人の感覚を持ってもらうために、くうまの宝箱に入れてあるのでした。
海外在住者の為の「子供に見せたい日本作品」として、特にお勧めですよん。



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by africaespa | 2006-07-16 03:59 | くーまの宝箱

子供と一緒に楽しむ南スペイン。


by africaespa